ひびのこと。

子育て、愛着障害、自閉症、自然、生き物、ADHD、好きなものの話

ハイヤーパワーについて

私の考察をかきとめておく

勝手な解釈のため

ちゃんとしたキリスト教の信者さんや

心理学の勉強した人からは

批判があるかもしれないので

そこはご容赦いただきたい。


ACの自助グループ

いくと

教科書のような本に

ハイヤーパワーという言葉がある


宗教的な感じに違和感が

あった。


しかし、私は

ここのところ、勉強している

河合隼雄先生の心理学と

YouTubeでみることができる

ハイアット神父様の神様は

どういう人であるか、

おはなしにかぶる要素があり

すごく納得してしまった


おっきい意味で

存在というものがあることを

前提として


存在が、人間をしたり

花となっていたり

服となっていたり

家となっていたり

ねことなっていたりしたら、、


その存在、としか言いようのないもの

おおもとみたいなものを

神、と呼ぶか

世の中、

ありとあらゆるもの

全体への信頼と呼ぶか


ハイアット神父様は

神様はどこにでも

いらっしゃいます。と

隠れようにも隠れられませんと


そして

それが存在、という名前に

したら

なにもない場所はない訳で

なにか、は

全て存在、であるから。


機能不全の家庭に育った私たちは

親を信じられないから

私は

人も信用しないし

まして、こんな苦しい環境に

生まれさせた神がいるなら

恨みたいと思ったし

虐待を受けている子を思うと

神も仏もあったもんじゃない、と

いうのが

私の信条であった。


いろいろなことに

いろいろな人に

関係性に

頭をつかい、操作し、演技し

コントロールをして


自分ができる限り傷つかないように

有利であるように

自分自身の感情すら

欺いてきた

生き抜くために。


しかし、コントロール

疲弊してきた人生でもあった


しかも、子供は

河合隼雄先生のいうように

完全な1つの宇宙であり


私がどんなにたくさんの本を読み

いろんな人に話をきいて

学んで

よいと言われる方法を

試してみても

子供を親のおもうように

一つでもコントロールすることは

できない


小さいうちなら

力づくでも、という荒っぽい方法も

あるかもしれないが

小学生も真ん中すぎれば

身体も心も成長して

それは通用しない。


私が何十年も生きていくのに

使っていた武器

コントロールを手放さなくては

ならない事態においこまれた


依存症なら底つき体験の

ようなものでないか。


そこで、

ハイヤーパワーとよぶか

神と呼ぶか

存在、と呼ぶか


呼び名を決めてはいないが

それを

私は生きるためのチカラとして

採用することにきめた。


人間は神ではないから

どんなに優れた人であっても

1パーセントも失望しないということは

ありえない

期待は膨らむばかりで

失望も膨らむ


ACの私たちは

傷つきすぎているから

余計、人を信用するには

ハードルが高すぎる

かといって

解決の糸口を探すには

灯がどうしても必要である


私は

存在全体への希望と

信頼と愛情を自分の軸と

しようときめた。

カトリックでいわれている

信望愛を今の私なりに

落とし込んだ結果だ。


コントロールを手放し


生きるなら

絶望したり不信で

ココロをいっぱいにして

生きるのではなく


みずからが

人や存在を信じる人になり


存在への希望に錨をうち


愛情を持って接することが

できますように。


祈りをささげるなら

対象があったほうが

しやすいので、

それが、マリア様でも

ハイヤーパワーでも

お釈迦様でも

よいとおもう。