ひびのこと。

子育て、愛着障害、自閉症、自然、生き物、ADHD、好きなものの話

自分が無価値に思えるとき

それは

自分のなかの男性性(アニムス) に

捕らえられたとき、と

河合隼雄先生の本に

書いていたけど。



その、アニムスを人格化して

対話してみると よいらしい。


アニムスを外に投影したのが


確かに

恋の相手は

私になにをしたら

無価値だと思う自分から

脱出できるのか

ありとあらゆることを

私にいってきた。


その時々 その人が

得意な分野だったり

お金がかかる事

努力を強いるものもあった


外界の投影されたアニムスは

適当なんだ

自分に都合良い人間に

なってほしいだけなんだ


むしろ

恋の相手が自分を苦しめると

錯覚しているだけで

一番手厳しいのは

自分のなかのアニムスなんだ。



価値なんて

相対的なものかもしれない


無意味も、そうだ


仕事ができたら

運動ができたら

勉強ができたら

頭が良かったら

きれいだったら

歌がうまかったら

あの服をきていたら

あの時計をしてたら

料理ができたら

家事がうまかったら

お金をたくさん稼げたら

たくさん異性にモテたら

子育てしていたら

社会的に有意義な仕事をしていたら

誰かに必要とされたら


どれも

相対的価値観で

絶対的価値観ではない


でもこの空虚感に

襲われたときに

自死を選んでしまう人も

いるのではないか


竹内結子さん

どうして死んじゃったの?

あなたの演技に

あなたの生きた主人公に

私を重ね合わせて

生きてきたのに


私は死なないよ

こんなに苦しくても

みっともなくても

はいつくばっても

死ぬまでは生きるよ


死ぬまで死なない

それが唯一 価値だったり

意味だったりするのかも。

うんざりするような 

悲しみが

なんども襲ってきても。


そして、私は

一番手厳しい自分のアニムスと

対話する


カリモノの正しさや

意味や価値ではなく

私にとっての

意味や価値をみつけるために